1.ボイラー技士とは
2.ボイラーを取り扱うには資格が必要です
3.まとめ
皆さんはボイラー技士という資格をご存じでしょうか?
そもそもボイラーって聞いたことはあるけど、どんな物かピンとこない方も多いと思います。
ボイラーの定義は、 密閉した容器内に水又は熱媒(特殊な油など)を入れ、これを火気/燃焼ガス/その他の高温ガス又は電気によって加熱して
圧力のある「蒸気」又は「温水」を作り、これを他に供給する装置の亊です。
工場・ビル・デパート・マンション・病院・ホテルなどの大きな建物のほとんどは、熱源としてボイラが利用されています。
装置は👇の様なものです。有名どころのメーカーでは三浦工業や川重冷熱工業や日本サーモエナーなどが有名です。
そんなボイラー設備は、ボイラー技士の免許がないと取り扱う事ができません。
ボイラー技士には、2級、1級、特急の3階級があり、それぞれの階級によって作業主任者になれる伝熱面積が異なります。
- 2級:伝熱面積25㎡未満(貫流ボイラー除く)
- 1級:伝熱面積500㎡未満(貫流ボイラー除く)
- 特級:伝熱面積の制限なし
このように分けられています。もちろん専門性が高いし需要もある国家資格なので就職にも有利に働きます。
2級ボイラー技士は誰でも受験でき、合格率も約60%と高い為、是非とも取得したい資格です。
ちなみに1級は2級取得すると受験できます。特級は1級を取得すると受験できます。
また、ボイラー技士2級を取得すると、ボイラー整備士試験の一部免除が適用されます。
👇の表は過去の2級ボイラー技士の資格取得率です。バラツキはありますが近年では6割近くが合格しています。
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