【国家資格】小型移動式クレーン運転士

1.資格

どうもプラントマンです。みなさんはユニック車はご存じですか?

ユニック車は小型のクレーンを装備しているトラックの亊であり、運転スペースと

クレーンの操縦場所は別になっていて、重量物を積み込みそのままトラックで

運転する事が可能な乗り物です。

今回はそんなユニックを操作する為に必要な国家資格である”小型移動式クレーン運転士”に

ついてまとめてみました。

目次

1.小型移動式クレーン運転士とは

2.受験資格・取得難易度

3.資格取得にかかる金額

4.その他

5.まとめ

1.小型移動式クレーン運転士とは

小型移動式クレーンというと👆のイラストのようにユニックが小型クレーンでは有名かと思います。

移動式クレーンとは「動力を用いて荷をつり上げ、これを水平に運搬する事を目的とする機械装置で

原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるもの」なんです。

小型と記載されているのは、つり上げ荷重が1トン以上5トン未満のものが「小型移動式クレーン」に

されているからです。一般的なユニックはつり上げ荷重が5トン未満が

多いので、今回の”小型移動式クレーン運転士”の免許を取得すれば問題ありません。

5トン以上をつり上げたい場合は”移動式クレーン運転士”という資格が必要です。

2.受験資格・取得難易度

受験資格は18歳以上です。所有資格及び経験により受講時間が異なります。

受講期間は私は初めてでしたので3日間かかりました。受講内容は以下のとおりです。

【学科】

①小型移動式クレーンに関する知識(6時間)

②原動機および電気に関する知識(3時間)

③運転のために必要な力学に関する知識(3時間)

④関係法令(1時間)

⑤学科修了試験(1時間)

【実技】

①小型移動式クレーン運転のための合図(1時間)

②小型移動式クレーンの運転(6時間)

学科の最後に修了試験がありますが、講習を普通に受けていれば落ちる人はいません。

取得難易度は”★☆☆☆☆”やさしいです。

3.資格取得にかかる金額

受講料は地域により異なりますが、¥36,000~¥52,000円です。

かなり高額ですが、小型移動式クレーンを操作できる事は就職・転職に有利な資格でもあります。

4.その他

小型移動式クレーン運転士の資格取得は一般財団法人 日本産業技能教習協会、公益社団法人

東京労働基準協会連合会、コマツ教習所に問い合わせると詳細がわかります。

以下を参考にして下さい。

(一財)日本産業技能教習協会
公益社団法人東京労働基準協会連合会
会員相互の連絡提携により、労働基準法および関係法規の普及に協力するとともに労務管理の改善、労働災害防止のための活動を推進することによって労働者の福祉の増進をはかり、合わせて、労働生産性の向上と健全な産業の興隆に寄与することにあります。
建機・クレーン・資格免許はコマツ教習所へ
コマツ教習所は労働局長登録の建設機械、フォークリフト、クレーンなどの教習機関です。

5.その他

小型移動式クレーン運転士は建築現場は勿論のこと、私の勤務している工場でも重宝します。

私は主に工場内に設置されている井戸ポンプの引き抜き作業にユニックを使用して作業をしています。

以前は外注に発注していましたが、小型移動式クレーン運転士を資格取得する事で自分たちで作業できるようになりました。

もちろんユニックはレンタル会社から借りています。ですが外注作業分の金額がかからないのでコストダウンになりましたね。

小型移動式クレーン運転士は玉掛作業者の資格も一緒に取得したいので玉掛作業者の資格も参考にして下さい。

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