どうもプラントマンです。みなさんはボイラーはご存じですか?
ボイラーとは工場・ビル・デパート・マンション・病院・ホテルなどの大きな建物のほとんどは、熱源としてボイラが利用されています。近年の一般的なボイラーは👇の写真のような機器です。
以前ボイラー技士という資格を紹介しましたが、ボイラー技士については以下のサイトを参照してください。
ボイラー整備士とボイラー技士の違いは、行える業務が異なります。違いを👇にまとめました。
資格 | できる業務 |
ボイラー技士 | ボイラーを運転し、水に熱を加え、温水や上記を作ることができる。ボイラーを取り扱う 事ができる。条件を満たせば「ボイラー取扱い作業主任者」に任命される。 |
ボイラー整備士 | 一定規格以上のボイラーや第一種圧力容器を点検し、整備する業務。内部を分解し清掃する 業務も含まれる |
上記表をみると分かるように”ボイラーを運転して、清掃/整備を行う”にはボイラー技士とボイラー整備士が必要です。そんなボイラー整備士について今回まとめてみました。
1.ボイラー整備士とは
ボイラー整備士とは、定期的にすべてのボイラーの使用を停止して、付属装置などの整備作業を行う専門家です。
また、上記でも記載がありますが、ボイラー技士(特級・一級・二級)とは別系統の資格です。
たとえ特級ボイラー技士免許を持っていてもボイラー整備士免許がなければ自ら整備を行うことはできません。(ただし、整備士の指示を受けて整備の補助はできます)
また、溶接を伴う場合にはボイラー溶接士の資格が別途必要になります。
2.受験資格・取得難易度
受験資格は特にありません。
試験内容は以下のとおりです。
①ボイラー及び第一種圧力容器の整備に関する知識(10問)
②ボイラー及び第一種圧力容器の整備作業の使用機材、薬品等の知識(5問)
③関係法令(5問)
④ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識(10問)
合格基準は総得点が、満点中60%以上の得点率、各科目が満点中40%以上の得点率です。
難易度は”★★☆☆☆やや易しい”です。
3.資格取得にかかる金額
試験日程は6,10,2月頃の年3回あります。
また11月にも地域によっては出張試験がありますのでお勧めです。
受験料は¥6,800円です。
4.その他
ボイラー整備士は公益財団法人 安全衛生技術試験協会、各地域の安全衛生技術センターで
受験申込、問い合わせが可能です。
5.その他
私はこのボイラー整備士はボイラー技士二級を取得してから受験しました。
ボイラー技士を取得していると一部受験科目免除になるのでボイラー技士を取得してから
ボイラー整備士を受験する事をお勧めします。
受験勉強としましては過去問題集を購入して繰り返し問題を解くことで
資格取得は容易だと判断しています。
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