どうもプラントマンです。皆さんは特定化学物質及四アルキル鉛等作業主任者って聞いた亊ありますか?
一般の人ならきっと、そんなもん聞いた亊ないよと思います。
実はこの”特定化学物資及四アルキル鉛等作業主任者”とは工場などの特定化学物質を扱う現場には、必ず資格取得者が
いなければならない重宝される国家資格なんです。
今回はそんな”特定化学物質及四アルキル鉛等作業主任者”についてまとめてみました。
1.特定化学物質及四アルキル鉛等作業主任者とは
特定化学物質及四アルキル鉛等作業主任者とは、工場などの特定化学物質を扱う現場で、作業者が
特定化学物質に汚染されないように作業環境の改善、作業方法などを指導したり、局所排気装置や除塵装置などの
設備の点検、保護区使用の監視などを行う専門家を認定する厚生労働大臣認可の国家資格です。
ここでいう特定化学物質とは、労働安全衛生法にて指定されている有害性が認められる物資でよく聞くものでは
アンモニア、硫化水素、一酸化炭素、PCBなどが挙げられます。種類は沢山ありますので👇を参照してください。
http://kankyoanzen.adm.u-tokyo.ac.jp/admin/tokuteikagakubusshitsu_list.pdfこの資格は特定化学物質を人体に影響がないように、作業環境を改善したり、作業を指導したりするた為の資格です。
具体的には特定化学物質が飛散しないように作業場所にフードをつけたり、保護具を必ずつけましょう等の安全を監視。推奨します。
👇の写真が装置の一例です。参照してください。
2.受験資格・受験難易度
受験資格は制限なしです。
この資格は受講して取得しますが、最後に修了試験があります。受講内容は以下のとおりです。
①特定化学物質及四アルキル鉛等による健康障害及びその予防措置に関する知識
②保護具に関する知識
③作業環境の改善方法に関する知識
④関係法令
⑤修了試験
普通に受講すれば落ちる人はまずいないと思います。受講期間は2日です。
難易度は”★☆☆☆☆”やさしいです。
3.資格取得にかかる金額
実施先により料金が異なる場合があるそうですが、直近で調べた金額は
受講料は¥13,200円です。テキスト代金を含めると¥15,180円です。
工場などには必ず置かなければならない国家資格ですし、難易度も優しいので
コスパは割とよい資格なのではないでしょうか
4.その他
特定化学物質及四アルキル鉛作業主任者を受講する方は、公益財団法人 東京労働基準協会連合会を
参照してみてください。
5.まとめ
特定化学物質及四アルキル鉛作業主任者は私も受講して資格を取得しました。
受講者は老若男女と幅広い年齢層の方が受講していました。
最近は安全について色々と厳しくなっているので色々な職場でこの資格の
需要があるのかもしれません。受講する事で職場の安全や自分自身の安全知識も
身に着ける事ができます。興味がある方は是非受講してみてください。
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