冷媒とは冷凍機やエアコンに使用されていますが、具体的にどのような物かわかりにくいです。
冷媒の役割を簡単に説明したいと思います。
【冷媒の役割】
エアコンやスーパーの食品ショーケースなど、冷暖房装置や冷凍冷蔵装置で重要な役割を持っているのが冷媒です。
物質は液体から気体に変化するとき、周囲から熱を奪う性質があります。逆に、気体から液体に変化するときには周囲に熱を放出します。前者の奪われる熱を気化熱、後者の放出される熱を凝縮熱と言います。
それら気化熱と凝縮熱という働きを利用しているのが冷媒を用いた冷暖房装置や冷凍冷蔵装置です。
気化熱によって周囲から熱を奪い、別の場所に移動してから凝縮熱によって熱を放出することで、冷媒は熱を運ぶ役割を果たします。
これが冷媒の重要な働き、熱交換です。この熱交換を連続的に行うことで、空間の気温を下げることを「冷凍サイクル」と呼んでいます。
冷凍サイクルを効率的に繰り返すためには気体と液体それぞれの状態を容易に行き来しなければならないため、冷媒には特定の温度域を持つガスが選ばれます。
もっと詳しくわかりやすい説明がこちらのサイトに載っています、かなり勉強になるので是非参考にして下さい。
https://01.connect.nissha.com/blog-gassensor-refrigerants02/
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