どうもプラントマンです。
私は某工場で高圧ガス製造保安責任者を任されています。
主に冷凍機の管理をしていますが、最近はフロン排出抑制法の関係で
冷媒漏れについて管理が厳しくなっています。
私の工場では冷媒漏れ点検を月に1回、冷媒感知器を使って行なっています。
漏れ検知器は感度が3段階ほどありますが年何gを検知するので
検知した際は漏れ箇所を特定するのに大変苦労します。
ちなみに私が使っている冷媒検知器は👇FUSOのD-IP2です。
この検知器はL/M/Hと冷媒感知レベルを切り替えて冷媒を感知する事ができます。
隠しコマンドとしてレベル切り替えボタンをHレベルにして5回連続で押すとHレベルが点滅する
”スーパーH”レベルが選択できます。この検知器はかなり信用度があります。
私の使用実績感覚だと冷媒を検知して感知レベルがMAXまで感知すると90%の確立で
どこかしら冷媒を感知しています。
最近は漏れ箇所も過去実績からパターン化されてきたので
大分わかる様になりました。参考までに漏れ箇所が多い場所を👇に記します。
①圧縮機のメカニカルシール
②Yスト
③電磁弁
④圧力センサー/温度センサー/サービスバルブ等のねじ込み部
⑤配管フランジ
などが多いですね。最近は冷媒漏れが発生すると場所によっては事故報告が
必要ですのでお忘れなく責任者の使命なのでメゲずに報告しましょう
冷媒の漏れをそのまま放って置くと冷凍機の能力低下にも
なりますし、漏れ箇所を補修しないまま冷媒を充填すると法令違反に
なりますしね。
同じような立場の高圧ガス保安責任者の方と情報交換したいですね。
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