【国家資格】高圧ガス製造保安責任者

1.資格

どうもプラントマンです。みなさんは高圧ガスってご存じですか?

高圧ガスとは常温の温度において圧力が1MPa以上となる圧縮ガスであって現にその圧力が1MPa以上であるもの又は35℃において圧力が1MPa以上となる圧縮ガスと定義されています。(ガスの種類のよってはその限りではない)

大気圧が0.1MPaなので1MPa以上となるとかなりの強さの圧力で危険です。

やはりその高圧ガスを取り扱うにはそれなりの知識が必要です。

高圧ガス製造保安責任者は高圧ガス製造所の保安を確保するための一定の専門知識を有し、保安監督をする者になります。

今回はそんな高圧ガス製造保安責任者についてまとめてみました。

目次

1.高圧ガス製造保安責任者とは

2.受験資格・取得難易度

3.資格取得にかかる金額

4.その他

5.まとめ

1.高圧ガス製造保安責任者とは

高圧ガス保安責任者は9つに区分されており、免状の種類に応じてそれぞれの職務を行うことが出来ます。高圧ガスの種類の製造施設の規模に制限がもうけれているものがあります。

免状の種類は以下になります。

①甲種化学責任者免状 ②甲種機械責任者免状

③乙種化学責任者免状 ④乙種機械責任者免状

⑤丙種化学(液化石油ガス)責任者免状 ⑥ 丙種化学(特別試験科目)責任者免状

⑦第一種冷凍機械責任者免状

⑧ 第二種冷凍機械責任者免状

⑨ 第三種冷凍機械責任者免状

大まかに高圧ガス保安法にて分けると①~⑥が高圧ガス一般則で⑦~⑨が高圧ガス冷凍則になります。

①~⑥はガスの処理能力によって必要な免状が変わってきます。

処理能力の取り扱いが出来る規模は甲>乙>丙となっています。

⑦~⑧は設備の冷凍能力によって必要な免状が変わってきます。

冷凍能力の取り扱いが出来る規模は第一種>第二種>第三種となっています。

2.受験資格・難易度

受験資格に制限はありません。試験は年1回11月に実施されます。

試験内容は3つに分かれます。①学識②保安管理技術③法令になります。

各科目とも満点の60パーセント程度の得点で合格となります。

難易度は甲種”★★★☆☆”普通 それ以外は”★★☆☆☆”やややさしい

3.資格取得にかかる金額

試験によって異なります。詳細は以下になります。

●甲種化学、甲種機械、第一種冷凍機械

 インターネット受付:¥12,700円 書面受付:¥13,200円

●乙種化学、乙種機械、第二種冷凍機械

  インターネット受付:¥8,800円 書面受付:¥9,300円

●丙種化学(液化石油・特別試験)、第三種冷凍機械

  インターネット受付:¥8,200円 書面受付:¥8,700円

実は資格試験は11月ですが、資格試験前に高圧ガス主催の講習があります。

この講習は3日間で実施されますが、講習から1カ月後に試験が学識と保安管理の試験があり

それが合格すると11月の本試験で学識と保安管理が免除されます。

この講習は本試験に比べると易しい問題であり、講習もわかりやすいので本気で資格取得を

目指す方は受講した方がいいですよ。(2022年からリモート受験になるかもしれません)

4.その他

高圧ガス保安責任者の資格取得は高圧ガス保安協会に問い合わせると詳細がわかります。

以下を参考にしてください。

ホーム(軽量版) | 高圧ガス保安協会
ホーム(法定講習申込用軽量版)

5.その他

私は高圧ガス製造保安責任者の第一種冷凍機械の資格を取得しています。

第二種冷凍機機械の資格を取得してから第一種冷凍機械の資格を取得しましたが

どちらも11月試験の前に実施している講習に参加しています。

講習に参加する事でかなり有利に資格を取得できますので是非参考にして下さい。

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